研修医体験記8月
2019年10月 1日
2019年8月の研修医体験記
2019年8月は、東京都台東区の永寿総合病院初期研修医2年目の先生が当院で地域医療研修を行いました。機敏な診療スタイルで熱心に業務に打ち込んでいただきました。8月は中旬から病棟が大変忙しくなりました。怒涛のような当直もあり、眠れない重症管理もあり、盛りだくさんの研修でしたが、きっと多様な症例経験を持ち帰っていただけたのではと願っています。残念ながら先生と写真を撮影する機会を逃してしまい、掲載写真はないのですが、先生から研修後にいただいたすばらしい感想をご紹介したいと思います。
「はじめまして。1ヶ月間斜里町国民健康保険病院にて地域研修をさせて頂きました。今まではビル群の中の病院で勤務していたので、初めて空港に降り立った時、見渡すばかりの自然と土地の広さに圧倒されたのを懐かしく覚えています。
病院内では入院患者様の受け持ちを主に、外来や訪問診療にも携わらせて頂きました。普段の病院では地域の患者様の普段の生活との関わりを密接に感じる機会は多くありませんでしたが、当院での研修を通して、自分たちの提供している医療がどのように地域の患者様1人1人の生活に貢献できるのか、という面に関して意識を向けることができるようになりました。
単に重症度や緊急性のみで判断するのではなく、本人を含めた家族の生活状況や病院へのアクセスなどの多角的な判断が今後の医療においてますます重要になる中、貴重な体験をさせて頂いたと感じております。
とても雰囲気の素敵な病院でした。右も左もわからない自分でしたが、病院のシステムやカルテの使い方などお忙しい中にも関わらずご指導頂いたり、失敗しても暖かい目で見守って頂いたスタッフの皆様にはとても感謝しております。(きっと暖かい目であったと信じています)
最後になりましたが、未熟な自分をご指導頂きました、合地先生を始めとした先生方に深く御礼申し上げます。ご縁がありましたら、今度はもう少し成長した姿を見せられるように頑張っていきます。1ヶ月間と短い期間でしたが、本当にありがとうございました。」
いつでも遊びに来てください!