研修医体験記9月
2019年10月24日
2019年9月の研修医体験記
2019年9月も永寿総合病院所属の初期研修医2年目の先生に来ていただきました。9月は入院診療が非常に忙しく、当初からハードな臨床研修業務となりました。忙しいながらも着実に診療を行い、多数の症例にも安定して対応することのできるスキルを身につけていただけたのではと思っております。また休日は道東の秋を満喫できたことと思います。あっという間に1ヶ月が過ぎて、先生から研修後の感想をいただきました。
「私は東京にある永寿総合病院にて初期研修をしておりますが、1ヵ月斜里町国民健康保険病院にて地域研修をさせていただきました。地域研修では主に入院診療と救急初期対応について学ばせていただきました。私の初期研修病院は市中病院であり、診療体制や雰囲気は共通している部分が多くありました。しかし、診療科が細分化されていないため幅広い内科的疾患について診療・学習する機会をいただき、永寿病院にはない診療科の疾患についても触れる機会がありました。病棟では看護師、薬剤師だけでなくリハビリやMSWも含めた多職種カンファレンスを毎週やっていました。どの職種の方々も明るくて非常に接しやすく、様々なことを教えていただきました。
休日にはレンタカーを利用して数多くの観光地をまわりました。私は道東には来たことがなかったので、知床や網走を初めとして、屈斜路湖や摩周湖、時には根室まで足を運び、たくさんのグルメと自然を満喫することが出来ました。9月ということで、遠音別川の鮭の遡上も観察でき、非常に貴重な思い出となりました。
最後になりますが、地域病院でしかできない多彩な経験を斜里町国民健康保険病院でさせていただきました。私の研修に関わっていただいたすべての職種の方々にこの場をお借りして御礼申し上げます。本当にありがとうございました。」
再訪をお待ちしています!